木を見て森を見ず
「木を見て森を見ず」
一般的には
「小さいことに心を奪われて、全体を見通さないこと」の例えです。
小さなことにばかり気を取られることで、客観的な状況判断ができなくなってしまう
というように使われています。
また、大きな利益をあげようとする者は小さな利益など問題にもしないことを意味する
「鹿を逐う者は兎を顧みず」があります。
この二つは、「大きいもの」と「小さいもの」をどう見るのか、どう捉えるのかという
ポイントについて考察されています。
似たようなことわざを皆さんはご存じと思います。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」と「一石二鳥」などですね。
さて、私たちは、ものごとの捉え方は、その時の状況、体調、環境によって、判断しています。
「危ないから、進め」「危ないから、止まれ」この二つにはその時の状況が記されていないので、
どっちがその場での行動として正解なのかわかりませんね。
その場その場での対応能力が必要となります。
周囲の状況、今その時に判断すべきBESTな選択をとれるように、柔軟な考え方を
持っておきたいですね。
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