自分の限界を知り、限界を超える
私たちは、生きている中で何度も「限界」という壁にぶつかります。
それは体力的なものかもしれませんし、精神的なものかもしれません。
私もかつて、そんな壁に直面し、自分の限界を知り、そしてそれを超えてきました。
私は学生時代、陸上競技の短距離、跳躍種目や、バレーボールのセンタープレーヤーを
していました。練習も結構ハードでしたが、昨日の自分を超えるという感覚で励んでいました。
その成果もあって、中学校時代は学年を越えた成績をあげていきました。
しかし、高校、大学に進むにつれ、よく言われる「上には上がいる」という、
一つの壁(自分のポテンシャルの限界)にぶつかることも多々ありました。
それは身体的な壁(身長が低い、筋力不足、体力不足)、技術の壁(コーチなし独学)
などがあり、いろいろ経験、体験してきました。そのたびに、限界について自分の中で
試行錯誤を繰り返すことで、打破できる道なのではと思い突き進んできました。
社会人になってからも、自分の限界に挑む気持ちは持ち続けていて、積極的に
チャレンジをするタイプのサラリーマン時代を過ごしてきました。
そのときに私が考えていた「限界」について、少し書いてみます。
自分の「限界」を知る
それは新しい仕事に挑戦したときでした。慣れない業務、プレッシャー、
そして毎日が新しいことの連続で、必死になって、心も体も悲鳴を上げていました。
「もうこれ以上は無理だ」と何度も思いました。
そんなとき、私はまず自分の限界を、空から自分を眺めるように客観的に
見つめることにしました。
・どれだけのことが私を悩ませているのか?
・何が私を苦しめているのか?
・何が私の「もう無理だ」という気持ちを引き起こしているのか?
そしてそれを、A3用紙に書き出し、一つひとつを冷静に分析しました。
すると、自分が思っていたよりも、私はずっと多くのことを抱え込んでいたことに気づきました。
また、これだけのことを一度に考えていれば、いっぱいいっぱいになるだろうと
状況を俯瞰して見ることが出来ました。
そして、その原因の多くは、自分自身の完璧主義や、他人からの評価を
気にしすぎる性格にあることも分かりました。
自分の限界を知ることは、決して弱さを認めることではありません。
それは、自分という人間を深く理解し、成長するための第一歩なのです。
自分の「限界」を超える
自分の限界を知った私は、次にそれをどう超えていくかを考えました。
そして無理に頑張るのではなく、少しずつ、確実に前に進む方法を選びました。
選択1 小さな目標を立てる:
大きな目標は、時として自分自身を圧倒します。そこで私は、毎日少しずつできる
小さな目標を立てることにしました。例えば、「今日はこのタスクだけを完璧に
こなす」「今日は定時で帰る」などです。
選択2 休息を大切にする:
どんなに頑張っても、心と体が回復しなければ意味がありません。私は意識的に
休息の時間を取るようにしました。好きな音楽を聴いたり、友人と食事をしたり、
何もしない時間を作ったり。休息は、限界を超えるための大切な準備期間です。
選択3 他人に頼る:
完璧主義の私は、すべてを一人でやろうとしがちでした。しかし、限界を超える
ためには、他人の力を借りることも必要だと気づきました。同僚に相談したり、
家族に愚痴を聞いてもらったり。誰かに頼ることで、心の負担が軽くなり、新しい
視点を得ることができました。
そして、この3点は一緒に仕事をするチーム内でも共有して、同じベクトルで仕事を
するようにしました。
自分の「限界」を超えた先に見えた自分
小さな一歩を積み重ね、私は少しずつ前に進むことができました。そして、ふと
気づいたとき、以前は「無理だ」と思っていたことが、いつの間にかできるように
なっていました。でも限界を超えた先に見えた自分は、完璧な人間ではありませんでした。
相変わらず失敗もするし、悩むこともあります。
しかし、以前とは違う、新しい自分がいました。
・自分に自信が持てるようになった:
自分の限界を乗り越えられたという経験は、私に大きな自信を与えてくれました。
もう「無理だ」と簡単に諦めたくなる気持ちはなくなりました。
・完璧主義から解放された:
完璧でなくても、一つひとつのタスクを確実にこなせばいい。そう思えるようになり、
心がずっと楽になりました。85点満点主義にこのころから切り替えました。
・他人の優しさに気づけるようになった:
誰かに頼ることの大切さを知った私は、他人の優しさや助けに感謝できるように
なりました。以前の私は、頼むより、自分でやった方が早いとか、他人を信じていない
自分がいました。でも、信じて任せるに変えたことで、周りとの関係性もよくなり、
一緒に頑張ってくれる仲間ができました。
「限界」は、私たちを苦しめる壁のように見えますが、実は自分自身を成長させてくれる
貴重な機会です。
自分の限界を知り、小さな一歩からそれを超えることで、私たちは新しい自分に出会うことが
できます。
もし今「限界」にぶつかっているなら、ぜひその壁をじっくり見つめ、
小さな一歩を踏み出してみてください。
その先に、きっと新しい自分が見えてくるはずです。



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