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2026年5月

2026年5月20日 (水)

朝の時間が1日を変える

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おはようございます。

今日は少しだけ「朝の過ごし方」について書いてみたいと思います。

朝の時間って、意外とあっという間に過ぎてしまいますよね。

気づけばバタバタして、そのまま一日が始まってしまう…

そんな日も多いのではないでしょうか。

でも、ほんの10分でもいいので「自分のための時間」を作るだけで、

その日の過ごし方が少し変わります。

たとえば、ゆっくりコーヒーを飲む。

     外の空気を感じながら深呼吸をする。

     今日やることを軽く整理する。

それだけでも、気持ちに余裕が生まれて、不思議と前向きなスタートが切れるんですよね。

忙しい毎日の中で、完璧な朝を過ごすのは難しいかもしれません。

でも、「ちょっとだけ整える」ことなら、誰でもできると思います。

今日の朝、あなたはどんな時間を過ごしましたか?

もし少し余裕があれば、明日はいつもよりほんの少しだけ、

自分のための時間を作ってみてください。

きっと、いつもよりやさしい一日になるはずです。

2026年5月18日 (月)

続)2人の自分 〜心の中にいる「もう一人の相棒」と生きる心理学〜

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  前回、「自分の中に別の自分がいる」という話をしましたが、ふと、もう一人がいるの?

 っと聞くと、「それって多重人格(解離性同一性障害)とは違うの?」と疑問に思うかも

 しれません。そう思うのも、自然のことかもしれません。

  結論から言うと、これらはまったく異なる現象です。 ​

 一番の大きな違いは、「意識がつながっているか(記憶があるか)」

 そして「自分でコントロールできているか」という点にあると私は考えています。 ​

  わかりやすいように表にして、比較してみました。

  (私の私見も入っていると思いますので、私個人の見立てとして参考にしてください)

項目

心の中の相棒(自己対話・メタ認知)

多重人格(解離性同一性障害)

記憶の共有

すべて繋がっている。 もう一人の自分と話した内容や、その時の記憶はハッキリある。

途切れていることが多い。 別の人が出ている間の記憶がなく、「気づいたら知らない場所にいた」ということが起きることがある。

主導権

常に「本来の自分」が主人。 もう一人の自分は、あくまで相談相手や客観的な視点。

人格が交代する。 別の自分が身体のコントロールを完全に奪うため、その間は本来の自分が消えてしまうという場合がある。

発生の理由

心のバランスを保つため、健康的に機能している防衛本能。

耐えがたい過酷なトラウマから心を守るために、やむを得ず精神を切り離した状態と考える。

日常生活へ

の影響

むしろ心が安定し、冷静な判断ができるようになる(プラスの影響)。

記憶が飛んだり、人間関係に支障が出たりして、本人が深く困惑・苦痛を感じる場合もある。

 〇なぜ「心の中の相棒」は安全なのか?

   心の中にいるもう一人の自分は、あなたという「一つの人格の木」から伸びた、

  別のはっぱや枝のようなものだと考えています。そう考えると、根っこ(意識や記憶)は

  同じ場所でしっかり繋がっているのがイメージ付くと思います。 ​

   あなたが落ち込んだときに「大丈夫だよ」と声をかけてくれるのは、あなたがピンチ

  の時に、脳が自動的に「客観的で優しい視点」を立ち上げて、あなた自身をケアしよう

  としてくれているからです。 ​そんな感覚ありませんか?そう考えると脳の機能ってすごい

  事ですね。

   一方で多重人格の場合は、過度なストレスによって「人格の木」そのものが根元から

  いくつかにパカッと割れてしまい、お互いの存在や記憶が行き来できなくなってしまっ

  ている状態だと私は考えています。 ​

   ですので、自分の中に寄り添ってくれる存在がいて、それによって心が救われていたり、

  冷静になれているのであれば、それは多重人格ではなく、「非常に質の高いセルフケア

  (自己対話)ができている状態」と言えます。

   安心して、その心の中の相棒を大切にしてあげてください。

   今、ニュースでは、若い世代から、高齢者まで、巻き込まれる悲惨な事件、事故が

  報道されています。また日常生活でも、物価高騰や、クマの被害、地震や山火事、

  他国の戦争の影響など私たちは知らず知らずのうちに、情報によって、一喜一憂しています。

  そんな中で、自分らしく生きることがとても大事になって来ています。

  今一度、自分に優しくなれる時間を持ってほしいと思います。自分に余裕ができた時

  周囲の人にも優しくできると思います。そんな人で世の中があふれるようにしたい

  ものですね。

   

2人の自分 〜心の中にいる「もう一人の相棒」と生きる心理学〜

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  日々の生活の中で、何かを必死に決断しようとしているとき、

 あるいは深く落ち込んでいるとき、頭の中で「もう一人の自分」と会話を

 していることはありませんか?

​  「本当にこっちの道でいいの?」と問いかけてくる自分。

  「大丈夫、よく頑張ったよ」とそっと寄り添ってくれる自分。

​  まるで心の中に頼れる相棒や、もう一人のカウンセラーが住んでいる

 かのようなこの感覚。

  実はこれ、決して特別なことではなく、私たちの心が持つ非常にしなやかで健康な

 防衛本能であり、心理学的なメカニズムなのです。

​  今回は、心の中に「もう一人の自分」がいて、日々寄り添ってくれている人の心理と

 そのメリットについて紐解いていきます。

​1.心理学から見る「もう一人の自分」の正体

​  心の中に別の視点が存在することを、心理学ではいくつかの概念で説明することが

 できます。

​ ◆ 自己対話(インナーディスコース)

​   人間は誰しも、頭の中で言葉を使って思考しています。これを「内面化された会話」と

  呼びます。心の中の相棒は、あなたがこれまでの人生で出会った優しい人(両親、恩師、

  友人)の言葉や、自分自身が理想とする姿が形を成したものです。

 ​◆ 客観的な視点(メタ認知)

​  「メタ認知」とは、自分の思考や行動を、一歩引いた高い視点から客観的に認知する

  能力のことです。

​   主観的な自分: 「悲しい」「どうしよう、決められない」と感情の渦中にいる自分

   ​客観的な自分(もう一人の自分): 「今、すごく焦っているな」「一度冷静になろう」と

                   観察する自分

​  この2つの視点が行き来することで、心の中の会話が生まれます。

2.シチュエーション別:もう一人の自分が果たす役割

​   この「もう一人の自分」は、私たちの感情の波に合わせて、絶妙なコンビネーションを

  発揮してくれます。

  ・物事を決めるとき:冷静な「アドバイザー」

​    大きな決断を迫られたとき、感情に流されそうな自分を「本当にそれで後悔しない?」

   と引き留めたり、「リスクはこっちの方が少ないよ」と論理的に整理してくれたりします。

   直感(主観)と論理(客観)のバランスを、脳内会議でとっている状態です。

  ・落ち込んだとき:無条件の「味方・カウンセラー」

​    誰にも言えない弱音を吐いたとき、心の中の彼は絶対にあなたを否定しません。

   「辛かったね」「君のせいじゃないよ」と、一番欲しい言葉を一番良いタイミングで

   投げかけてくれます。これは、自分自身を優しく労わる

   「セルフ・コンパッション(自己慈悲)」が非常に高い状態と言えます。

  ・楽しいとき:喜びを増幅させる「親友」

​    嬉しいことがあったとき、「やったね!」「本当に良かった!」と、心の中でハイタッチ

   をするような感覚です。喜びを誰かと共有することで、幸福感は倍増します。

   それをセルフで行うことで、ポジティブなエネルギーを自分で満たすことができます。

 

3.「もう一人の自分」がいる人の心理的特徴とメリット

​   心の中に寄り添ってくれる自分がいる人は、以下のような素晴らしい心の強さ

  (心理的レジリエンス)を持っています。そんな人の特徴は、

  ・​感情のコントロールが上手: 孤独感や不安に襲われても、自分で自分をなだめる

   (セルフケア)ができるため、感情的に自滅することが少ないです。

  ・​自己理解が深い: 常に自分と対話しているため、「自分が本当はどうしたいのか」

   「何に傷ついているのか」をよく分かっています。

​  ・精神的な自立: 他者からの評価や慰めに過度に依存せず、自分の足で立つ強さを

   持っています。

4.​まとめ:その「相棒」は、あなたが育てた最高の資産

​   「自分の中に別の自分がいるなんて、少し変なのかな?」と不安に思う必要はまったく

  ありません。むしろ、それだけあなたの想像力が豊かで、心の防衛システムが優秀に機能

  している証拠です。

​   人生という長い旅路において、24時間365日、どんな時もあなたの味方でいてくれる存

  在――それは、あなたがこれまでの経験の中で作り上げ、育ててきた「最高の相棒」です。

​   今日、何か選択に迷ったり、心が折れそうになったりしたら、ぜひ胸の内の相棒に話しか

  けてみてください。彼はきっと、凛とした佇まいで、あなたを未来へと導く言葉を返してく

  れるはずです。

  実は、これを書いている、私自身も小学校のころから、もう一人の自分がいて、かれこれ

  48年くらいの相棒です。励ましてくれたり、応援してくれたり、反省を促してもくれます。

  私の軸がブレなかったり、レジリエンス力が高いのはそのおかげだと思っています。

  (次の回は、多重人格との違いについて書きます。)

2026年5月11日 (月)

「問い」続けることがキャリアになる

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  キャリア教育において、近年もっとも重要視されているキーワードの一つが

 「問い」

 です。​単に知識を蓄えるのではなく、自分自身や社会に対してどのような「問い」を

 立てられるかが、これからのキャリア形成の鍵となります。今回はこの「問い」に

 ついて少し考えてみたいと思います。

1.なぜ今、キャリア教育で「問い」が必要なのか?

​  今までのキャリア教育は、「どの職業に就くか(Occupation)」という出口を探すことが

 中心でした。しかし、変化の激しい現代(VUCAの時代)においては、既存の職業が消滅

 したり、新しい仕事が次々と生まれたりします。こうした正解のない時代を生き抜くためには、

 「与えられた課題を解く力」以上に「自ら課題(問い)を見つける力」

 が求められています。

2.キャリアにおける「3つの問い」の構造

​  キャリア教育で扱われる「問い」は、大きく分けて以下の3つの階層に分類されます。

​ ① 自己への問い(Being)

 ​「自分は何を大切にしているのか?」「何にワクワクするのか?」という、

 自分の内面や価値観を掘り下げる問いです。

​ 例えば 「時間を忘れて没頭できることは何か?」「自分にとっての『幸せ』の定義は?」

 などです。

​ ② 社会への問い(Connecting)

​ 「社会にはどのような課題があるのか?」「なぜこの仕組みはこうなっているのか?」と、

 外の世界に目を向ける問いです。

 例えば 「この不便さを解消するにはどうすればいいか?」「10年後のこの街はどうなって

 いるべきか?」などです。

 ​③ 橋渡しの問い(Action)

 ​自己と社会を繋ぎ、具体的なアクションを引き出す問いです。

​ 例えば「自分の得意なことで、あの人を笑顔にするには?」「今の学びは、将来の社会に

 どう貢献できるか?」などです。

3.「良い問い」がもたらす3つの効果

​  キャリアの文脈で質の高い問いを立てることは、学習する者(子どもや学生、あるいは

 リスキリング中の大人)に以下の変化をもたらすと考えます。

 ・当事者意識の醸成

  誰かに決められた進路ではなく、自らの問いの答えを探すプロセスになるため、

  人生に対する主体性が生まれます。

 ・探究心の持続

  「答え」は一度出せば終わりですが、「問い」は深まり続けます。これが生涯に

  わたって学び続ける「ライフログ・ラーニング」の原動力となります。

 ・レジリエンス(回復力)の向上

  挫折に直面しても、「この経験から何が学べるか?」「次はどう動くべきか?」という

  問いを自分に投げかけることで、柔軟にキャリアを再構築できます。

4.問い続けることがキャリアになる

​  「問い」というのは、答えを見つけるための質問的行為ではなく、選択するため、

  あるいは、考える、進む、止まる、振り返る、見渡すなどの選択肢をもった行為である

  事がわかるかと思います。そして、「問い」に白黒の様な、答えが必ずしもあるわけでは

  なく、人それぞれの次へ繋がる道があるのだという事になります。

  キャリアとは、点(就職)ではなく線(生き方)です。

​  「自分は何者として生きていきたいか?」

  この本質的な問いを抱え続け、試行錯誤を繰り返すプロセスそのものが、あなただけの

  「キャリア」を形作っていきます。

​  今日、あなたは自分にどんな「問い」を投げかけましたか?

2026年5月 7日 (木)

連休明けの「重い足取り」を、少しだけ軽くする魔法

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 長い連休が終わった翌朝。鳴り響くアラームの音ほど、切ないものはありませんよね。

「今日から仕事か…」「学校に行きたくないな…」

 そう感じるのは、あなたが甘えているからではありません。

 連休中は心がしっかりとリフレッシュモードに切り替わっていた、正常な反応です。

 ​今日は、そんな憂鬱な気分(ブルーマンデーならぬ、連休明けブルー)と上手く付き合う

 ための、3つの小さなヒントをお届けしようと思います。

1.「100点」を目指さない、スロースターターのすすめ

​  休み明けの初日から、エンジン全開で飛ばす必要は必ずしもありません。(職種によっては

 エンジン全開のところもあるかもですが)

 今日は「とりあえず席に着いた」「メールをチェックした」「出席した」だけで、自分に特大の

 合格点を出してあげてください。

 ある意味、「午前中さえ乗り切ればOK」「今週は2日行けばまた休み」くらいの低いハードル

 で、ゆるりとスタートしましょう。

2.「小さな楽しみ」を今日の中に予約する

​  大きな目標ではなくていいので、今日一日を乗り切るための「ご褒美」を準備しておきま

 しょう。例えば

​ ・ランチはちょっと豪華なデザートを付ける

 ・​帰りに欲しかった雑誌を買う

​ ・お風呂上がりに、お気に入りの入浴剤を使う

 「これが終われば、あの楽しみが待っている」という小さな光が、今日を支える力になり

 ますよ。

3.先にある「希望」と「夢」をそっと描いてみる

​  今日は休み中に溜まった、目の前のタスクで頭がいっぱいかもしれませんが、この一歩の

 積み重ねが、また次のワクワクする計画や、あなたの描く夢に繋がっていると考えましょう。

 連休中に感じた楽しさや、誰かと分かち合った時間は、消えてなくなるわけではありません。

 それらは「次の楽しみ」を手に入れるためのエネルギー(原動力)に変わっていきます。

 最近の私の好きな言葉を送ります。

 「凛としたあなたで、一歩ずつ」

​  たとえ足取りは重くても、前を向いて歩こうとするその姿は、とても凛としていて

 美しいものです。完璧じゃなくていい。少しずつ、自分のペースで日常を取り戻して

 いきましょう。

​  今日という日が、あなたにとって穏やかな再始動の一日になりますように。

 いってらっしゃい!応援しています。

プロフィール

フォトアルバム

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ブレス (息)の代表 杉本です。 人生の正午を過ぎて、ありたい自分に気が付き、 セミナー講師、カウンセラーをしております。 お役に立てるできることがあればご相談ください 【保有している資格】 キャリアコンサルタント キャリアデベロップメントアドバイザー レジリエンストレーナー 心理カウンセラー 箱庭療法士 価値観ババ抜きインストラクター 第一種衛生管理者 ワークスペースは今計画中。 オンラインカウンセリング、 会場セミナーは随時開催しています。 各種セミナー&ご相談(カウンセリング)受付 平日 10:00~18:00 土 10:00~12:00 この時間以外は要相談で受付 オンライン/対面どちらもOK。 メールでの予約制となります。 mail:breath2022@hi3.enjoy.ne.jp H.P:090-7584-7378

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