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2026年5月22日 (金)

飲み込んだ感情を、そのままにしておくということ ― なぜ、あのとき言葉にしなかったのか

 

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飲み込んだ感情を、そのままにしておくということ

     ーなぜ、あのとき言葉にしなかったのかー

  研修などで、そんな問いを投げかけられることがある。

 けれど、その場ですぐに言葉にできる人は、決して多くないのではないかと思う。

 飲み込んだ思いには、「浅い」「深い」といった違いがあるようにも見える。

 ただ、それは本人のそのときの感覚とも、あとからの解釈とも、必ずしも一致しない。

 それよりも僕が気になっているのは、

 なぜ、そのとき飲み込むしかなかったのかということだ。

  仕事の場では、言葉にしないほうがいい瞬間がある。

 立場、空気、関係性、タイミング。

 そうしたものを一瞬で引き受けて、自分の中にある感情や意見を、そっと内側にしまう。

 それは間違いでも弱さでもなく、むしろ自然な判断だと思う。

 ただ、そのときに、わずかに引っかかるものがある。

 でもその引っかかりは、うまく言葉にならない。

 整理もできないし、意味づけもしきれないまま、気づけばどこかに沈んでいく。

 もしかすると、そうした感覚は、

 自分一人では気づききれないものなのかもしれない。

 当事者である自分は、その瞬間に「そうするしかなかった理由」も同時に抱えているからだ。

 だからこそ、ふとしたタイミングで、自分ではない誰かがこう言ってくれたとしたら—

  「今、何かを飲み込んだね」

 その一言で、心が少し動くことがある。

 それは答えをもらったからではない。

 評価されたからでもない。

 ただ、その瞬間の自分の出来事が、

 見過ごされずに、そこにあったものとして照らされたからだと思う。

 誰かが、

  「それ、ちゃんと起きたことだよ」

 と隣に置いてくれるだけで、飲み込んだ感情は、完全に沈んではいかない。

 僕は、こういう存在を「相棒」だと思っている。

 何かを解決してくれる人ではなくていい。

 前向きな言葉をかけてくれなくてもいい。

 ただ、その瞬間の想いを「わかるよ」と受け止めてくれる存在。

 それだけで、人は案外、折れずにいられるし、ダークな気分の底まで沈まないでいられる。

 そしてもう一つ大事なのは、その引っかかりを、すぐに答えにしなくてもいいということだ。

  意味づけを急がない。

  教訓にしない。

  わからないまま、少し持っておく。

 不完全なままで置いておくほうが、あとになって、静かに考えが続いていくことがある。

 僕にとってブログは、そんな場所だ。

 飲み込んでしまったままの感覚を、ほどききらないまま、言葉として外に置いておく。

 そして、想いは必ずしも、全員に届かなくていい。

 でもこれを読んで、

  「ああ、自分もあのとき飲み込んだな」

  「こんなふうに書いてくれる人がいるんだ」

 そう思う人が一人でもいたら、この文章は、それで十分だと思っている。

 飲み込んだ感情や意見は、無理に答えを出さなくてもいい。

 考え続けられる形で、そっとそばに置いておけたら、それでいい。

 

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ブレス (息)の代表 杉本です。 人生の正午を過ぎて、ありたい自分に気が付き、 セミナー講師、カウンセラーをしております。 お役に立てるできることがあればご相談ください 【保有している資格】 キャリアコンサルタント キャリアデベロップメントアドバイザー レジリエンストレーナー 心理カウンセラー 箱庭療法士 価値観ババ抜きインストラクター 第一種衛生管理者 ワークスペースは今計画中。 オンラインカウンセリング、 会場セミナーは随時開催しています。 各種セミナー&ご相談(カウンセリング)受付 平日 10:00~18:00 土 10:00~12:00 この時間以外は要相談で受付 オンライン/対面どちらもOK。 メールでの予約制となります。 mail:breath2022@hi3.enjoy.ne.jp H.P:090-7584-7378

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