人の興味や関心は、どこから湧き立つのだろう
人の興味や関心は、
「うまく説明されたとき」よりも、
「自分の中で何かが動いたとき」に生まれる気がする。
昨日のキャリア教育の終わり、
少しだけ質問の時間があった。
すると女子生徒が、
「価値観ババ抜きって何ですか?」
「箱庭療法って、どんなことをするんですか?」
と、興味本位で聞いてきてくれた。
どちらも、自己紹介のスライドに
言葉として載せていただけで、
詳しく説明したわけではない。
それでも気になったのは、
分からなさの中に、想像できる余白があったからなのかもしれない。
講義でも同じことを感じる。
きれいに整理された答えを渡した瞬間より、
少し不器用な語りの中で、
「それ、自分にもあるかも」と
自分の経験を重ね始めたときのほうが、
人の目は確実に変わる。
答えを与えられると、人は受け取る。
問いを投げられると、人は探し始める。
興味や関心は、
外から注がれるものではなく、
内側で火花が散ったときに、
静かに、でも確かに立ち上がる。
だから私は、
完璧に説明することよりも、
気づきの“着火”になる関わりを選びたい。
火をつけるのは、
いつも相手自身だから。



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