ものの見方
あるときこんな一文を目にしました。
「奪い合えば足りない。分け合えば余る。」
みなさんもご存知ですよね。あいだみつおさんの書ですね。
仏教的な教えみたいな書ですね。
最近TVのCMでも放送されていますね。
ふと思うと、子どもの運動会の応援の場所取り、プールの日陰の場所取り、
意外とある意味の奪い合いをしている気がします。
身近なところで、実は奪い合いは行われているんですよね。
一方で最近よく聞くのが「自己犠牲」という言葉です。
この言葉の持つ意味をいろいろな捉え方をすると、賛否両論が
あると思います。もちろん賛否があっていいと思います。
「犠牲」という言葉にネガティブなイメージがつきものだからかもですね。
時には自己犠牲=偽善者やカッコつけ、みたいな考えをいう風潮もあります。
そこには、その行為ができる人の権利を、うらやましい、ねたましいという
概念が働いている場合もあるからでしょう。
先程の奪う、分けるも、奪い合う物、分け与える物がなれば、
もしくは持っていなければ、この議論は成立しません。
そう考えると、奪い合っているのを見ている自分、分け与え合っているのを見ている自分
つまりその語り手の人のこころの葛藤そのものが、実はその言葉に表されているのかもですね。
さらにその場の状況や環境によってもどちらに自分の思いが向くのかは難しいことだと思います。
あなたはどんな人になりたいですか?
自分らしくある方を選んでみてくださいね!
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