あなたの居場所って考えたことありますか?
あなたにとって、居場所って考えたことありますか?
ここ最近自分が居るべき場所について悩んでいる人が多いように思えます。
普通に居場所というと、いつもいる決まっている場所って感じを思いつきませんか。
毎日の電車でだいたい座っている場所、職場の自分のデスク、家の食卓やリビングの座る位置、自家用車の座席の位置などを思いつきませんか。
それも確かに居場所なんですね。その場所が空いてなかったり、違う場所に座ったりすると何か居心地悪いものですよね。
それはなぜででしょうか・・・
いつも決まった場所、位置じゃないと違和感がある・・・
これは、気持ちの中でその場所を「自分の安心する場所」として、意識が向いているからです。
それが違うと安心が不安(不快)に変わってしまうのです。
では、心理的な居場所について考えてみましょう。
家族の中でのあなたの居場所、職場の中でのあなたの居場所・・
この場合は自分の存在意義などについての居場所ということを感じませんか。
今コロナ禍の影響でリモートワークだったり、長期離脱することで、その場にいなくていいのではという一体感や連帯感を感じにくくなって居場所を見失って不安になっていることとかありませんか。
コロナ前と後。人や環境そのものに違いはないのですが、自分の中で意識しだすと急に不安に駆られることがあります。
地震が一度起きると、また揺れるのではないかと不安になって仕方ないと思いますよね。
実際はいつ揺れてもおかしくないのですが、気にするきっかけとなる揺れが起きたからです。
まさにコロナは多くの人のそういった自分の身の回りを急に意識して見るきっかけを与えているんですね。
良い方にとれば現状の確認と足固めができる、悪い方に取れば先行き不安。
といった具合でしょうか。
家に居ても、職場に出ても、学校でもなにか自分の居場所が無いよう(疎外感)に思える。
本当はそうではないのですが、長期休業したり、家を空けたりすると、何かこころがソワソワするんですね。それはこころの安心感が低下しているからでしょう。
「自分は居ていいんだ」「ここが一番落ち着く」の安心感が薄くなったからでしょう。
すぐ取り戻す人も居れば、長くかかる人も居る。
または見失うことで、ますます休む人も出てきます。
こういう時はひとりで悩んでいるのではなく、誰かに話を聴いてもらってください。
家族や、友人、同僚。プライベートな悩み事は極近い人にしか話せないと思っているかもですが、人たらしの性格の人は居酒屋で隣に座った人に話して、スッキリする人も居るくらいです。
飲みに行って居酒屋の女将さんに愚痴を聞いてもらう・・・これって意外と理にかなっています。
それもOKなんです。いろんな形の寄り添い方があります。
散髪に行って、世間話をするとか、エステやネイルにいって、近況を話すとか。
余程嫌いな人じゃない限り話してみていいと思いますよ。
そして、自分が相手からちゃんと見えている、存在しているんだっていうリアクション的な反応を受け取ってください。
間違えても叩いて、叩かれての確認はやめてくださいね。
こういった小さな確認作業が、自分の存在を、自分が認めて、そして励まされたりすると、頑張る原動力になると思います。
どうしてもという方はご連絡ください。ゆっくり話をお聴きします。
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