音楽(音)の効果
音楽や音は人の気分に大きな影響を与えています。
今、劇場版のアニメで、登場人物の歌や音楽が、観た人、聞いた人に大きな感動や、活力を与えていて、大好評のようですね。
そもそも音楽は日常生活にはいろんなところで流れていて、心理的効果というのは結構皆さん感じていると思います。
例えば・・ド、ド、ド 、 ドーンキー、 ドン・キホーテ~ でお馴染みの量販店で流れている音楽。お店で聞いていると、何か欲しいものが無いか、ついつい探してまで見てしまいますよね。
歯医者さんでは、痛いだろうなあという緊張感を落ち着かせるために、オルゴール調のBGMが流れていたり、アスリートは集中力を高めるために、場面にあった曲をチョイスしてイヤホンをして直前まで聞いていたりしますよね。他にも、妊婦さんはお腹の赤ちゃんにクラシックを聞かせたらいいですよって勧められることもあるようですね。胎児にとっては話しかけてくれるお母さんの声も安心な音として聞こえていることでしょう。
逆に救急車のサイレンの音や、緊急時のスマホのアラーム音は、不安な気持ちになりますよね。
こういったように音楽やある特定の音などは気分を上げることもですが、注意を促したり、危険だということを瞬時に感覚で与えることもできるということです。
心理療法の中に音楽療法というのがあります。自分が作りたい情緒の流れをデザインして、マトリクスに沿った、曲調や曲想を好きな音楽や音を組み合わせたプレイリストを作って、それを聞いて、自分のその状況、目的に合わせた気分にいざなっていきます。(もっと知りたい方はブレスにご相談ください)
認知症の人が、小さい頃に聞いた音楽を流すと、自然と口ずさんだりしますし、その頃のことを思い出して、話し出したり、テンションがあがったりします。音楽はそういった効果を持っています。
みなさんは、起きる時、食事の時、仕事している時、運転している時・・・いろんな場面で、この時はこの音楽って決めて聞いていませんか?
あまり気にしないでこういった音楽の心理的な側面への効果を皆さん活用しているわけです。
さあ、お気に入りの曲や、歌を、シーンに合わせて聞いて、自分らしく生活していきましょう。
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