平和祈念イベントに参加して
7月2日(日)JCDA長崎地区・沖縄地区合同の平和祈念ワークショップに参加しました。
今年は長崎地区会が幹事地区ということで、被爆体験者の講話も長崎の方にお願いしました。
講話者からの壮絶な体験を聴いて、心底原爆の惨さ、平和の尊さを感じていました。
今、普通に生活できていること自体が大事であることを、改めて考えました。
世界では核こそ使われていませんが、人が人を正義の大義のもとに殺戮するという戦争が
現実行われています。私たちにはややもすると遠い国の話みたいに感じているところがあるのかも
ですが、講話者にとっては当時を思い出し、もういい加減にしてほしいという思いを感じました。
核は開発するのも人、作るのも人、落とすのも人。
人が行ったことには間違いないのですから、防ぐこともまた人のはずなのです。
講話の途中で平和活動をされているときに、仲間が作られた歌を聞かせてもらいました。
スライドショーと歌のイメージで、訴えようとしていることが、ひしひしと伝わってきて、
参加者の多くが涙していました。
私たちは起こった史実は変えることはできません。そして、被爆体験者の代わりもできません。
被爆体験者はもう高齢で、毎年多くの方が亡くなられています。
もう二度と核の悲惨な状況を作ってはならない、その思いを引き継ぐのも人であることも
間違いありません。長崎、広島と体験者に寄り添って、体験談を引き継ぐ活動が行われています。
また平和とは原爆、戦争だけではありません。コロナ感染でも心の平穏さはおびやかされました。
大型の台風、集中豪雨、異常なまでの猛暑、大きな殺人事件・・心の平穏さがいま問われている
時代なのかもしれません。
もうじき、また広島、長崎の原爆の日、終戦記念日がやってきます。
私たちにできることは何なのか、私たち、自分にとっての平和とは何なのかを、考えてみても
いい機会にされてください。
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