熊本県八代市内 県立工業高校のキャリア教育に参加しました
2023年9月14日(木) 八代市内の県立工業高校にキャリア教育のサポーターとして参加。
生徒222名に対して、キャリアコンサルタント23名で対応しました。
ひとりで9名~10名でのグループカウンセリングとなりました。
この工業高校はソーシャルスキルトレーニング(以下SST)がキャリア教育の主題で、
今回は二者択一のワークシートを使った内容でした。
二者択一のワークは同じお題で、2つの選択肢があって、どちらを選ぶかで、その理由を
みんなで話し合って、お互いの捉え方、好みが異なっていても、それを受容し、相手を尊重する
ことから、相手との協調性を学ぶ学習です。もちろん、自分の考えを言語化するという狙いも
今回もあります。
生徒達としっかり向き合い、傾聴しているブレス 杉本です。
質問は8問あって、1問だけみんなが同じ回答でした。
生徒達それぞれが、違う考え、思いを話して、相手との違いを受取って、フォローし合う
場面もありました。前回4月に来たときはまだお互いのことをよく知らずに、
話していた雰囲気でしたが、今回は落ち着いた中での関わり合いができました。
生徒達の成長を感じました。
工業高校というのもあって、将来についてもある程度具体的に決めている生徒もいて、
1年生ではありますが、しっかり自分がどんな職に就きたいかを話してくれました。
ここ最近VUCAの時代で変化が激しく、先が見えないと言っていますが、生徒達は
2007年生まれ。iphoneが発売された時代。ものごころついたころにはスマホや、
タブレットは当たり前になっていました。この子達にとっては、当たり前の進歩であって、
むしろ私たち昭和世代にとっての方が激動ではないのかと、考え方を少し修正しました。
時代についていけていないのは大人の方であって、その見方でこの世代の子ども達を見ると
全くの見当違いになるのではないかと思っています。
むしろ今の硬い頭の団塊の世代の方が危機じゃないか~こっち向けのセミナーが必要と
改めて感じました。
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