違ってていいんだ
もう20数年まえ、渋谷の「あいだみつお」美術館に行ったときに
メロンとトマトが題材の書があったのに目が止まった。
読み終わった時に涙が止まらなかったのを思い出します。
どんなに高級なトマトになっても、高級なメロンになることはありません。
トマトはトマトとして一生懸命生きているということに、違うってこういう事なんだって
改めて気がつかされました。
人もそれぞれ違いがあっていい。違いは良い悪いもしくは優劣ではなく、個性である。
どこに着目点があるかで、評価が変わる。少なからずもそんな見方をしていた自分がいたことに
気がついたとき、涙がこぼれたのを思い出しました。
その人の生きてきた背景には、多種多様の出来事があって、今のその人を生きている。
お互いが、お互いを受け入れて、認めて、ともに生きる。
そんな優しい時代になって欲しい。
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