イメージと言語化について
自分の思っていること、考えていることを、相手に伝えたり、文字にしたり、
表現したりするとき、言語化して行っています。
この「言語化」が結構難しいということを感じている人は多いと思います。
考えていること、思っていることを、相手に「間違えない」、「誤解を与えない」、
時には「傷つけないように」と、脳をフル稼働して考えて絞り出しているような印象です。
言葉は出てしまうと、引っ込めることが出来ないものだけに、誰もが慎重になります。
自分の考えや思いついたことを、堰き止めることなく、口に出して相手や、
周りに発言してかたもいらっしゃいます。
中には話しながら、相手の様子見て、口調や表現を変えたりして、話し続ける方も
いらっしゃいます。
一応は目の前にいる人の表情や、態度などの、反応をみているだけましかもしれません。
その話は別に機会にとして、
言語化するためには、自分の持つイメージが大事ということに着目していきましょう。
頭の中にイメージをもっているのと、居ないのとでは、言葉にするときの
具体的な鮮明度が異なります。書いてあるものを読むときは別です。
イメージがこと細かく描き出されていることで、つまり解像度が高ければ、高いほど、
言語化するときに、より詳しく、説得力がある「自分の言葉」として出てくると思います。
これはプレゼン力につながるの大事な部分でもあると思います。
自分の想いを語るというときは、こうなりたい、こうやっていきたいという、
今より少し先の未来から、ずっと先の未来までイメージを浮かべながら話をします。
未来のことなので、勝手な妄想と言われればそうなります。
そもそも5分先のことを考えても妄想となります。
3分後に何があるかは誰にも予想はつきません。
私は勝手な妄想でもいいと思っています。自分が考えて言葉にするのだからです。
将来の夢をイメージして、語り、その夢が羅針盤の様に自分を導くのかもしれません。
ありたい自分の姿をイメージして、言葉にしてみてください。
解像度の高いイメージが浮かぶときは、ありたい自分を具体的に描いていて、
そこに進もうという明確な意思があるのだと思います。
やってみられてください。
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